平成28年度の活動報告(2/3)「咲き終わり~収穫編」
平成28年度の食用ヒマワリ油事業のご報告。
前回の「種まき~開花編」に続いて、ヒマワリの咲き終わりから収穫までをお伝えします。
8月上旬に満開を迎えたヒマワリは、子ども達が夏休みの間に下を向き、
種に栄養を蓄える準備を進めました。(引き続き過程をダイジェストでお届け!)
途中で台風が直撃したり、害鳥(カワラヒワ)の大群の来襲に遭ったりと、
様々な苦難(?)を乗り越えながらも、なんとか9月の中旬を迎え…いよいよ収穫!
切り取ったヒマワリの頭の部分には、ぎっしりと種が詰まっています!
9月16日(金)に富勢東小学校、27日(火)に柏ひがし幼稚園の皆さんと収穫を行いました。
こちらは富勢東小学校の皆さん。
収穫の前に公園職員よりこれまでの振り返りを兼ねて
「収穫までに(除草や水やりなど)様々な仕事があること」
「花を観賞するだけではなく種から油をとる作物であること」
「土の養分や環境によって同じ種でも成長の違いがあること」
等を説明させていただきました。
小学校は花壇で育てたこともあり、畑のヒマワリよりも小ぶりになりましたが、
畑のものの大きさと比べた時の驚きが、児童の皆さんにとっての学びになったのではないでしょうか。
説明の後、実際にヒマワリの頭の部分を格子にこすりつけて落とした種を
小学校所有の木製の唐箕(とうみ)を使って選別しました。
バチバチ飛び出る種の殻等のゴミが子ども達に大人気でした。
こちらは柏ひがし幼稚園の皆さん。
ヒマワリ畑の隣で、格子を使った種落としから選別までを体験しました。
選別の終わった種を皆で持ち合いっこする姿が微笑ましかったです。
こうして集まった種は、この後公園内で乾燥させて搾油所へ持っていきます。
子ども達と育てたヒマワリがどのくらいの量の油になって、どのように子ども達に食べてもらえるのでしょうか…?
「搾油~食育編」に続きます!
これまでの活動は下の「食用ヒマワリ油づくり」のバナーからご覧いただけます↓